2005-07-15 (金)
- 天気:曇り
*PC/AT互換機上でFDD無しでPC-9801用の起動ディスクイメージを作る方法
このまえ,PC98エミュレータで遊ぼうとしたら,MS-DOSの起動ディスクを読み込む手段が無くて途方に暮れたのは書きましたが….
そのあと,ものすごく苦労して起動ディスクのイメージを作りました.sys.comをWin98のCDから出してきて覗いたら,IPLがそのまま書いてあったので(何種類かありました),切り出して空のイメージファイルに書き込む.そのイメージで起動すると,「Non-System disk」というお馴染みのエラーメッセージが出て喜んでいたのもつかの間.CDの中に,IO.SYSが見あたらない.SYS.COMの中を覗いてよく見ると,WINBOOT.SYSをどうこうしている模様.
WINBOOT.SYS自体は,どうもDOSの実行ファイルになっている.で,ヘッダがあって変なコードがあってその後ろについているのが,MS-DOS時代に意味も分からず弄っていたIO.SYSっぽい.確か,IO.SYSってきっかり64KBだった気がするのですが,Win98ではどうだったか.どうしようも無くなって,インターネットに頼ると,IO.SYSとWINBOOT.SYSは同じものらしい……ぇ?そうだったんですか?リネームしたWINBOOT.SYSを入れてやるとあっけなく起動.
あれ,MSDOS.SYSはいらないんだっけ?Windows 9x時代のMS-DOSの記憶が殆ど飛んでるなぁ.
実は,もっとたくさんの紆余曲折を経て起動したのですが,まぁいいでしょう.最初に起動したとき,Windows95,Windows98,Windows2000,PC98のリカバリCD,読めもしないたくさんのFDが足元に散乱してました.
次の日の大学の授業が「ぶろっくでポン」になったのは気のせいでしょう.
まだhimemも組み込んでないので,実用的な環境には程遠いですが….
*98エミュレーター
T98-Nextは一応PC-9821エミュレータということになってますが,CPUはi486DXなんですよね.BIOS上のN88-BASICのコードとMMX命令を同時に使ってしまうようなアプリケーションはエミュレーション不可能かもしれません(そんなアプリないって…).
*某サーバ
今回はMacOSだし,私の出る幕はないかと思ってたのですが….
…バーチャルドメインでWebでページを公開しているローカルユーザがroot権限でファイルを破壊できるようになっていることに気付く.上手くすればroot権限を乗っ取れる可能性があるんじゃないかと,少し試したけどまだ上手くいかない.
あとでMeshiに言って直させよう….