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2016-11-05 (土)

電子工作する日.

* [電子工作] Wio Nodeを使ってみる

Seeed StudioのWio Nodeを使ってみる.GroveシステムのWiFiモジュールです.

これ,ESP-WROOM-02が載ってるので,つまりArduinoとして使える.

設定用のスマホアプリとかも用意されてて,そのままでも十分遊べそうだったけど,そっちは試す前にファームウェアを上書き...

一応,上書きしちゃっても,ファームウェアダウンロードしてきて書き込めば元に戻せそう. https://github.com/Seeed-Studio/Wio_Link/wiki/Advanced%20User%20Guide

使えるポートはこんな感じだった.数字はESP-WROOM-02のGPIOの番号でそもままArduinoから入出力の番号として使える.

const uint8_t FUNC_BTN = 0;
const uint8_t BLUE_LED = 2;

const uint8_t PORT_0A = 1;
const uint8_t PORT_0B = 3;
const uint8_t PORT_1A = 4;
const uint8_t PORT_1B = 5;
const uint8_t PORT_POWER = 15; // (common with RED_LED)

const uint8_t UART_TX = PORT_0A;
const uint8_t UART_RX = PORT_0B;
const uint8_t I2C_SDA = PORT_1A;
const uint8_t I2C_SCL = PORT_1B;

void setup() {
  pinMode(FUNC_BTN, INPUT);
  pinMode(BLUE_LED, OUTPUT);
  pinMode(PORT_POWER, OUTPUT);
  digitalWrite(PORT_POWER, HIGH);
}

自由に使えるGPIOは4本だけ.

PORT_POWER を HIGH にしないと,Groveコネクタのポートに電源が供給されないようになっている.消費電力の大きいものをつなげるときはこれでON/OFFしろってことなのだと思う.

赤色のLEDはPORT_POWERにつながってるので,コネクタに電力供給が必要な場合は単体でON/OFFはできない(ちなみに緑色のLEDは電源とバッテリーの状態を表しているので,これもコントロールはできない).

出来ることは,ESP-WROOM-02と同じ,というか外に出てるポートが少ないので物足りない感じもしたけど,コネクタや電源周りの回路がついてるので,買ってきてすぐ使える.特に,リチウムポリマー電池の充電回路まで載ってるので,簡単にバッテリー駆動にできるのは良い.ESP-WROOM-02が電力食うモジュールなのが難点だけど.

Groveシステムとか興味なくても,良い感じのモジュールが手軽に買えるの素晴らしい.

以前買った,HDC1000という温湿度センサーをI2Cでつないでみて,部屋の温度と湿度をWiFi経由で取れるように.温度はともかく湿度は測定結果が合ってるのかさっぱりわからないな.

Arduinoは標準のIDEが微妙に使いにくくて,でもIDEが無いとビルドとデバイスへのアップロードが面倒だったのだけど,PlatformIOはArduinoのinoファイルをコンパイル出来るのか.いまさら知った.結構な数のマイコンをサポートしてるし,パッケージマネージャも標準であるっぽい.近いうち移行しよう.

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