2015-05-17 (日)
* 舐めなくても,電気の味がするよ的なやつ
※注意:それなりに危険なのでこれを読んで何かする場合は自己責任かつ慎重に.
前からやろうと思ってたネタの準備.
PC -(SPI)-> AVR -(SPI)-> DAC -> OPアンプ(LMC662CN) -> MOSFET -> DCDCコンバータ -> 電極パッド
- AVR ATMEGA644P (MEGA88で十分) (秋月)
- D/Aコンバータ MCP4922 (秋月)
- MOSFET 2SK3234 (秋月)
- DC-DC昇圧回路 (aitendo) http://www.aitendo.com/product/6872
- 電極パッド (amazon) http://www.amazon.co.jp/dp/B0002ERMBE
DACまでの電源はUSBの5Vで動かす.その後ろは10Vくらいの電源を別途.
MEGA88のストックが切れてたので,ずいぶん前に買ったATMEGA644P使った.
MCP4922初めて使ったけどSPI接続なので使いやすいですね.
DC-DC昇圧回路と電極パッドは,今回のために購入.aitendoは液晶工房跡から移転した先が良くわからなかったので通販で.手元にあったアルミの板でできたヒートシンクをFETに付けたけど,結構発熱するのでもうちょっとマシなやつ買ってきた方が良さそう.
何気に電極パッドが一番高い.思ったより大きいので切ってしまうか,あとでもう少し良さげなやつ探そう.
マイコンで制御できる定電流回路を組む.電源電圧が250Vあるので体に電流流したりして遊べる.
PCからSPIで直接DACをいじってもいけそうだけど,念のためAVRで波形生成してPCからはコマンド送るだけにする.
プログラムがバグってても死んだりしないことを確認するために,腕にmaxの値で一瞬だけ電流流したらかなりの衝撃だったので,そのあとのテストがとても怖くなった...計算上大丈夫だと思ってはいてもドキドキする.
耳の後ろあたりに電極張り付けてごにょごにょする.
適当な信号入れると椅子に座ってじっとしているのに世界が揺れていて面白い.内耳神経以外にも電流流れるせいで,味がする.特に,高周波成分が多いと角速度より味が強くなってしまうのでもうちょっと真面目に信号作ろう.
(角速度と味が比較される日本語って斬新な気がする...)
Oculus Riftと組み合わせて,色々するネタをそのうちやる予定.ポジショントラッキングも良いですが,理想は寝たままの状態で五感をごまかせる技術だと思います.
参考:
http://www-hiel.ist.osaka-u.ac.jp/japanese/exp/gvs.html 2007年ころにニュース見てやってみたいと思ったのが最初.
http://www.brl.ntt.co.jp/people/t-amemiya/research_j.html
http://www.todesking.com/hitosinigaderu/ この回路はとても参考にした.