2009-08-25 (火)
*Perl
なんで,自分はPerlを使うのかなーと思って考えてみた.
欲しい機能を一番多く持っているのがPerlだった.
多くの環境で動く
Perlが動かない環境はほとんど無い.極端にメモリの少ない組み込みLinuxとかだと無理だけど.
演算子がオーバーロードできる
演算子のオーバーロードできないとかなり不便.
行列や多倍長整数を自作して使ったりする人は,無いときついでしょう.
無名関数が定義できる
いまどき,無名関数とクロージャが使えないと.
オブジェクト指向で書ける
これはかなり怪しい.
もちろんPerlでもオブジェクト指向で書けるけど,あからさまに後付の機能は使いにくい.もう,いっそのことクラスを定義できるようにならないかな.
正規表現が強力
なんていっても,これが一番大きい.PHPとかでもPerl互換の正規表現が使えるけど,あれはとても使いにくい.
Perlじゃだめなところ
- 言語自体が意味不明
- ネイティブコード生成できない
- オブジェクトの定義が分かりにくい
- 静的な型チェック機構が無い
このあたりを補うためにC++が必要になってしまいます.
というか,C++0xには,正規表現とlambdaが入るらしいので,Perlの出番が多少減ることを期待していたり.