2007-12-29 (土)
*Firefoxと国際化ドメイン名
Firefoxはずいぶん前から国際化ドメインに対応していますが,.netのドメインではアドレスバーにPunycodeで表示される.これは,.netのドメインの審査基準の問題で,良く似た文字を使ったフィッシング詐欺に使われる危険性があるかららしいです.
この対処を聞いた時には特に何も思わなかったのですが,アドレスバーに表示された意味不明なPunycodeを見ていると,ASCII圏の人のための対処でしか無い気がしてきました.
確かに,♭inzume.netと表示されているよりは,xn--inzume-2q9c.netの方が偽者だと気づきやすい.
でも,国際化ドメイン名が増えてくると,xn--98j6b0bzd.netとxn--l9j1a5bzd.netってどっちが本物だっけ?ということになるかもしれない.
.netで国際化ドメインは使うなということなのでしょうが,URLのフォントや色を変えて表示するとかで対応してほしかった.
ちなみに,Firefoxでも,about:configでnetwork.IDN.whitelist.netという値を作ってtrueに設定しておけば,国際化ドメイン名が表示されます.もちろん非推奨.