2002-10-22 (火)
*いずれただの現実になります
朝の電車の中で「すべてがFになる」を読み終えて,教室で授業が始まる前に後書きまで読む.最後は「そうきたか」って感じでした.最初からレッドマジックに仕掛けられていたとか,四季博士が長い間誰かと一緒にいたこととか,替え玉使ってたとかは,まぁ予想通りだったんですが…子供だったとは.最初の20ページくらい読んだ時点では,四季博士はもう亡くなっていて,画面に移っているのはCGか単なる別人の芝居で.真賀田研究所は彼女が生前に作ったAIによって動かされていた…ってのも考えてましたが.でも,正直言って,四季博士には共感するなぁ.私ももし天才ならそんな計画も立てられるのかも….
あと,signed longなデクリメントカウンタだと思ってたのに…確かにそれだと秒だとしても68年かかってしまうし,ミリ秒だと49日になってしまってまずいのだけど….あ,1/10秒にすれば一件落着か(まだ言うか).
まぁとにかく,世の中に真賀田四季や犀川創平みたいな人間が沢山いればもう少し私好みの世の中になるんだけどなぁということでしょう.多分,日記の内容の意味がわからないと思いますが,意図的に話がわからないように書いてるんであたりまえです…つまり,あなたも「すべてがFになる」を読めって事です.
で,このシリーズは全部読みたくなったので授業の後に「冷たい密室と博士たち」と「笑わない数学者」を買う.「冷たい密室と博士たち」を読み始めてみたけど,すべてがFになるよりちょっと文章が重いです.いくら読んでも何も見えてこない感じで.
考えて見ると,私が一日にキーボードで打ったり紙に書いたりする数字って,10進数より16進数の方が多いくらいなんじゃないかと思ってしまう.
指摘されてデスクトップ金魚鉢のバグを見つけてしまうし,作りたいものもあるし,読書の秋だし,勉強もしないとだし…う~んどうしたものか.