2010-06-13 (日)
秋葉原行った.
はやぶさ,ちゃんと帰ってきてカプセルも無事なようですね.ニコ生は混んでてなかなか入れなかったですが….
7年前の打ち上げのときから見てたので,帰ってきたのは嬉しいのですが,興味の対象がひとつ減ってしまった喪失感も大きいです.
*はやぶさと私
はやぶさは,もし無かったら今の自分も無いと言えるほどの小惑星探査機です.これはまだ誰にも言った覚えも無いし,そもそも忘れていました.
2003-05-08に「なんだかロケットを作って飛ばしたい気分です」と書いたのが,はやぶさを載せたロケットの打ち上げ準備の記事を見てのものだったと思います.
大学時代,kstm.org(現在サイトが非常に重いです)というサークルで活動していたのですが,このkstm.orgを作る最初のきっかけが,この「なんだかロケットを作って飛ばしたい気分」だったりします.他にも色々な原因があるし,これが無くても,まぁ皆集まったと思いますが.
5月下旬,入学して知り合った人たちと,かなり真面目に在学中にロケットを打ち上げる議論をしたのですが,結局,予算や法律の都合でロボット方面にすることにしました.二足歩行ロボットとか話題になってた時期だったので,自分たちでもっと凄いものを作ろうという話になりました.最初は,手ごろな材料でロボットハンドを作ったりしてたのですが,とりあえず動くと飽きてしまって,別の興味の対象を探し始めるという集団でした.まぁ,これが後でNHK大学ロボコンに出場するときにとても役に立ちましたが,それはまた機会があれば.
そのあと,kstm.orgを公式サークルにして,人を集めて,プログラミングコンテストにも出てみたり,たまに宇宙に思いを馳せてペットボトルロケットを飛ばしたり,天体観測したり,某湖に宇宙船でも沈んでたりしないかと湖底探索計画を立案したりと,色々やりました.
サークル自体は,人も増えたし,怪しいソフト開発して新聞社から取材を受けたり,学長や後援会に表彰されたり,色々成功だったような気もしますが,残念ながら当初の目的は果たせずに卒業してしまいました.
でも「なんだかロケットを作って飛ばしたい気分」は,ずっと持ち続けてるのでどこかで実現したいなあ.
ほとんど,はやぶさ関係ないですね.
はやぶさは,色々な困難を乗り越えて帰ってきてくれましたが,そんなことはただの感動の物語であって私の人生には今のところ関係なく,はやぶさという小惑星探査機が存在してくれたことにとても感謝しています.