2005-08-28 (日)
*BBR-4MGでLinuxを〜計画
内臓フラッシュメモリは2MBのものが使われているのですが,先頭には,圧縮されたファームウェアを展開してSDRAM上にコピーするローダが入っています.ただ,BBR-4MGのローダはプログラムサイズが512KB固定なわけです.
そこで,Linuxを512KBにしようとかなり色々弄ってみたところ,800KB弱になりました.ただ,ルータとしての機能を保持したままだと,なかなかそれ以下になりません.どうするべきなんでしょう.
これはもう,ローダ部分も別の物に置き換えるしか無いと思うのですが,ローダはネットで公開されているファームウェアには含まれていないので,どうにかバックアップを取ってから書き込みたいのと,ローダにシリアルポート系のプログラムも入っているので,変なものを書き込んでしまうと,シリアルポート経由でのファームウェアの修復もきかなくなってしまいます.
一応,「基盤に半田ごてを当てない」ということだけを条件に色々やっているので,抜け道は幾つか考えてあるのですが…少し面倒くさいなぁ.
*国際化ドメイン
こんなもの普及するのか疑問でした(過去形??)が,少しずつ使える環境になってきましたね.ホスト名のPunycodeをDNSに登録して試したりしましたが,たくさん日本語ホストを作るとゾーンファイルが解読不可能になりそうですね.あと,ライブラリは用意されているものの,一からプログラムを作る場合はちょっと大変そう.
国際化ドメインというと,wwwブラウザの方に目が行ってしまい勝ちだと思いますが,メールとかも対応できるはずなんですよね.国際化ドメイン対応のメールクライアントが出てくるのはいつでしょうか(>SKZ君).
国際化ドメインって日本人以外はどう見ているんだろう.例えば印刷物に,入力の仕方が分からない奇怪な文字でURLが書かれていたら,アクセスする気にならないでしょう.かといって,普通にHTMLにリンクを埋め込む時しか使わないのでは,魅力半減.国際化ドメインんによってインターネットの非国際化が進まないことを祈ります.