AVR::ライタの製作
USBasp
USBaspはお勧めです.
AVR-Wikiにmega88でも作れるUSBaspのファームウェアが公開されています.ChaNさんところのavrspを基にした書き込みソフトが使いやすい.ソフトウェアから書き込み速度を変更できるようにもなっています.
回路の製作
50x50mmくらいのサイズに?
書き込み
ブレッドボード上に書き込む回路を作って,シリアルライタで書き込みます.最初にAVRのクロックを変更しているので,10MHzくらいのセラロックを付けておいてください.
avrsp -pv4 -fl11111110avrsp -pv4 -fh11111001avrsp -pv4 usbaspx113_m8.hex
量産
たくさん作る必要がある場合は,一つ目が出来たら残りはUSBasp経由で書き込めます.avrspxを使って書き込むと,オプションで書き込み速度を設定できるので,最初のヒューズの書き込みのためにジャンパを弄る必用がなくなります.
下のようなバッチファイルを作っておいて,自動でヒューズの設定と書き込みをするといいかもしれません.
@echo offecho Making usbasp...
avrspx -pu -fl11111110IF ERRORLEVEL 1 GOTO ERROR
avrspx -pu -fh11111001IF ERRORLEVEL 1 GOTO ERROR
avrspx -pu -d3 usbaspx113_m8.hexIF ERRORLEVEL 1 GOTO ERROR
echo Complete!exit /B 0
:ERRORpauseexit /B 1
おわりに
それにしても,USBのプロトコルを12MHzで動いているMEGA8に詰め込んだのが凄いです.MEGA88は簡単に入手できるので,USBaspを参考に自作USBデバイスを作ってみるのもいいかもしれません.
この文書の履歴
- 2006-05-22 公開