AVRメモ
大学のワンチップマイコンの授業でAVRを使うらしいので,受けてみる.
AVRとPIC
国内でワンチップマイコンというと,未だにPICがメジャーみたいですが,AVRにも手を出してみました.メモリアクセスの楽さや,豊富なレジスタを考えると,PICより大分使い易そうです.
あと,ライタの回路も単純だしgccも使えるので,PICと比較すればタダ同然で使える開発環境が整います.(PICの仕様を見ると,C言語でプログラムを書くことを考えていないとしか思えません)
アセンブラの入手
AtmelのAVRのページからAVR用のアセンブラが無料でダウンロードできます.
「Tools & Software」にあります.私は「AVR Family Assembler without Setup」をダウンロードしました.
展開するとたくさんファイルがありますが,最低限必用なファイルは,avrasm.exeと必用なディバイス用の.incファイルです.
C言語で開発したい場合はavr-gccをWin32環境に移植したWinAVRがあります.
ライタの作成
MBMで(?)有名なChaN氏のAVRライタ製作集あたりに数種類のライタがあります.最近はUSBしかないPCも多いので,秋月あたりでUSB-シリアル変換ケーブルを買って,COMポート用のライタを作るのが簡単そうです.
関係ないですが,ここのサイトの記事は面白いです.
色々
- AVR Wiki まずはここから.
- AVRアセンブラの雰囲気をつかむには,弘前大学のAVRマイコン入門がとっかかり易くて良いと思います.
- あと,東京大学のATMEL AVRで遊ぶ - PICを捨ててAVRを使おうあたりも読んでおいて損はなさそうです.
(って私は信州大学の学生ですが….授業のwebにはパスワードがかかってるし,内容的にも冗長ですぐに遊べる感じではありません.弘前大学のページがとっかかり易いかとおもいます)
おわりに
PICも半年近く使っていましたが,アレはあまり深く使いこなさない方が良いです.極めるなら断然AVRです.
この文書の履歴
- 2005-10-28 公開
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